浜名湖フォークジャンボリーアーカイブス

岐阜県可児市の街道沿いに「これが」と思うほどのこじんまりと
したギター工場があります。
少し興奮するのはもう30年以上も前にここ「K・YAIRI」の工場を
で生まれたギターを持っているからでした。

浜名湖フォークジャンボリー実行委員会では昨日、日本を代表す
るギターマニュファクチャラーであるK・YAIRIの矢入一男社長を
訪ねました。

多くのギター・楽器メーカーがある中で1935年の創業以来一貫し
てアコースティックギター作りにこだわった日本から世界にも愛
されるギターメーカーです。



ご仲介いただいたのは、吉田HFJ事務局長のお兄さんの吉田さん、
ピアノ調律師として矢入さんと親交があり、ヤイリ総代理店の
名城商会入谷さんも加わってのお話をさせていただきました。

「僕はギター工場のオヤジだよ」と気さくな矢入さん、子供ほど
の社員さんたちはみな職人と呼んでいます。

「いろんなイベントがあるけれど、ギターを抱いて実際に触れて
音を出す、そんなイベントが好きなんだよ」と浜名湖フォークジ
ャンボリーの手作り感に共鳴いただきました。
そして社長の言葉から当日ひとつの企画が生まれることになりま
した。

ギターは木工品です。隣接する工場（本当に近所の木工場のよう
です）からトントンと音がしていたのはフレットを打ち込む職人
の金槌の音でした。バフがけの職人がピカピカにギターを磨くの
も見えます。

「手作りだからどんなオーダーにも応えられるんだよ」

浜名湖フォークジャンボリーはまた矢入社長、いやギター屋の
オヤジに学びます。

「がんばろう」と握手を交わし肩を並べた吉田事務局長でした。

手作りにこだわればどんな人の手「心」にも届くのです。

K・YAIRI訪問記はこの後も記事中に混ぜて続けます。