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2011年08月07日

「あれから40年」  ***実行委員会からのお願い***



実行委員 南口 兆

その日私は、さしたる用事がある訳でも無いのに、アクト通り
を妻と歩き始めていた。

通りではストリートライブとも違う、イベントというには今少
し垢抜けていないが、流行の「手作り」感が伝わる催しが繰り
広げられていた。

数人のバンドが、フォークソングを唄っていた。
やがてその中の一人が袖に下がり、次のバンドの紹介を始めた。
どうやらこのステージのMCも兼ねているようだ。

その彼と、やがて浜名湖の同じステージに立つことになろうと
は、思うはずもない。
彼こそ私を、いや私達をあの素晴らしい一日につなげてくれた
張本人だった。

今でも思いだされるが、彼等は歌っていたのではなく、「唄っ
ていた」。

今、「あれから40年」と言えば笑いがとれる。
でも私達は、「まだまだ40年」と浜名湖へ向いましょう。

そこには、すっかり忘れていたあの頃の想い出があります。
あの客席に座り、あの曲を聴いた時、瞼の奥に映る人がいつ
もの方と違っていても良いのです。

もし、隣の人がそっと涙しても、その訳は聞かないでください。

実行委員会からのお願いです。


「あれから40年。まだまだ40年」

あの頃の少年が、少女が、、、、今年も浜名湖にやってきます。  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 16:05Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2011年06月15日

ステージができるまで



浜名湖フォークジャンボリーの会場は浜名湖の村櫛にある
浜名湖ガーデンパークの野外ステージです。
アマチュアフォークの仲間、会場で手拍子と拍手を送って
いただく仲間たちと2日間を過ごすところです。

かつて浜名湖花博覧会が開催された時に設けられたこの
野外ステージを、花博終了後も活用したい。
浜名湖フォークジャンボリーの発起人たちはここで浜名湖
フォークジャンボリーを開くことを決めたのです。

初年度は2度開催されましたので第8回となる今年は7年目
となります。

出演者とスタッフを分けることなく運営に関わることが
浜名湖フォークジャンボリーの特徴です。
スタッフは出演者と共に準備し、運営し片付ける。
出演者は自らの出演時間意外はスタッフの一人となって
働くのです。

これを私たちは「みんなでつくるすてきな一日」として
浜名湖フォークジャンボリーを表す一番の言葉としてい
ます。

今年は実行委員に新しい仲間を多く迎えました。
みんなでできることをして前に進めています。
まだ経験せぬ実行委員としての仕事を担い、この日を
迎えようと思います。

それには発表した出演者のみなさんの協力が必要です。
そして当日一緒にここで感動しようと思うのです。  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 09:12Comments(2)フォークジャンボリーを語る

2011年06月14日

9月のブルー



第8回浜名湖フォークジャンボリーは9月10日11日の二日間開催
されます。

毎年記念Tシャツを製作し、実行委員、スタッフが着用し、出
演者の皆様にも事前説明会などの際に販売をしています。
九月はまだ夏の暑さの浜名湖です。

先日の実行委員会でも今年の記念Tシャツ製作の打合せがあ
りました。さて今年は何色にしましょう。
みんなが揃いで着るTシャツを作るのも私たちの準備のひと
つです。

梅雨の今は想像しにくいことでもありますが九月の空は私た
ちみんなでつくる会場の空は抜けるように青く高くなるのです。

まだまだ暑い九月、汗をかいて準備をしたフォークジャンボ
リーがはじまれば空を見ている暇もありませんが私たちの歌
声が流れてゆく空はこんなに青いのです。

今年の仲間が決まり、いよいよ始まる思いで引き締まります。
これからポスターも作成し、多くのみなさまにご協力いただ
き広くフォークジャンボリーをお楽しみいただくための広報
活動もはじまります。

一つひとつみんなで積み上げて九月を迎えたい。
そして会場の青い空を一緒に見あげたいと思います。

  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 09:10Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2011年06月09日

同じ気持ち高めて集まる



第8回浜名湖フォークジャンボリーは9月10日(土)11日(日)
に開催されるアマチュアフォークのイベントです。

5月末日までにご応募がありました出演希望者の中から今週末
に発表するみなさんと一緒にこのイベントを作り上げます。

出演が決まりますと、もう一度エントリー資料や写真の確認を
行い、別に開催します交流会への出席を含めたご連絡をさしあ
げ、事前説明会に代表の方に参加いただき当日となります。

現在実行委員は出演ご希望の日「土」「日」「どちらでも」を
加味して出演をお願いするみなさんを決めています。
全国から集まるみなさんの宿泊のお手伝いも行います。

そして当日、全員が集まってフォークジャンボリーの準備を
はじめます。
浜名湖フォークジャンボリーは「出演者」と「スタッフ」は
同じように運営の作業を分担します。

それが「みんなでつくるステキな一日」につながるのです。
そして同じスタッフTシャツを着て(別にご希望者に販売します)
集まる朝、全員が仲間となって過ごす一日をはじめるのです。

今年はどんな仲間と、新しい仲間と出会えるでしょう。再会が
できるでしょう。発表は週末までお待たせいたします。  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 13:08Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2011年06月08日

すてきな一日をみんなでつくる



浜名湖フォークジャンボリーは今年で第8回、初年度に2度開催
していますので7年目の開催となります。
回(年)を追うごとに全国に広がるご出演応募に実行委員会は
この時期とても緊張して作業を続けています。

エントリーシートを読めばどんな活動をされ、どんな歌を歌っ
ていらっしゃるかがわかります。
添えられた写真をみればフォークソングを楽しむ仲間の顔を
見ることができます。

そして音源を聴けば、思わず手拍子を打ちたくなる素敵な歌を
聴くことができるのです。

第8回までに出演された方も多くいらっしゃいます。
浜名湖で出会い、グループを結成したり、一緒に歌うことを
はじめたといううれしいメッセージを見つけたりもするのです。

一年に一度、浜名湖に集まりフォーク仲間とフォークソング
三昧の2日間を送る。そこにはさまざまな人と音楽との出会い
や再会があるのです。

今年はどんな仲間が集まるでしょう。
エントリーの写真のみなさんが、集まったらどんなすてきな一
日になるでしょう。
発表は週末を予定しています。

すてきな一日を今年一緒に過ごす仲間が決定します。  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 09:44Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2011年03月06日

白いドームテントの西三河FJ




西三河フォークジャンボリーは刈谷ハイウェイオアシ
ス併設公園の巨大なドームテントが会場です。

地元FMの出演など地道な地域巻き込みをされた実行委
員のみなさんの着実な活動が実り、椅子席500程は埋
まり、公園に広がってフォークソングを楽しむイベン
トとなっています。

天ポカポカ陽気にも恵まれた西三河フォークジャンボ
リーは17時まで続きます。
この熱気が浜名湖フォークジャンボリーまで続く期待
になります。

西三河フォークジャンボリー大成功おめでとうございます。
  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 11:33Comments(2)フォークジャンボリーを語る

2011年03月06日

友澤実行委員長の気持ち




愛知県西三河の刈谷ハイウェイオアシスで開催されて
います西三河フォークジャンボリー会場でいただいた
パンフレットは24ページの冊子です。そこで友澤委員
長は挨拶されています。

「私が仲間とともに浜名湖フォークジャンボリーに出
演させていただき、客席とステージ、そしてスタッフ
が一緒になって懐かしいあの曲というキーワードの元
音楽を楽しむというイベントに大いに感激して帰って
きたのが去年の9月でした」
友達澤田さんスタッフのみなさんありがとうございます。

それから友澤さんKariyarsのみなさんの新しいフォー
クジャンボリー開催の夢に向かって仲間を募りはじめた。

浜名湖の姉妹ジャンボリーはこの春に生まれ育ちはじ
めます。会場は満場に近づいています。
  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 10:33Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2011年03月06日

西三河フォークジャンボリーはじまる




今日は伊勢湾岸道刈谷ハイウェイオアシスで第一回西
三河フォークジャンボリーが開催されています。

浜名湖フォークジャンボリーに出演されたKariyarsの
みなさんが発起人となり始めて開催する浜名湖の姉妹
ジャンボリーです。

刈谷ハイウェイオアシスは高速サービスエリアに併設
された公園や温泉施まである施設です。その中にある
白いテントの常設ドームが会場になっています。

9時半からはじまり17時まで22組が終日フォークソン
グでつないでいきます。
今からいかがでしょうか
おすすめします。

西三河フォークジャンボリー盛り上がっています。
  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 09:53Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2010年11月15日

車中もフォークソングで




大人の遠足浜松組はワゴン車で行く旅でした。

岐阜県可児市に向かう道は東名高速から豊田ジャンクションを経て
いた東海環状で行く2時間の旅です。

吉田事務局長が車に持ち込んだのは今年の記念にとK.YAIRIから奇贈い
ただいたTEKTEKです。

この名付け親は小池実行委員ですから浜名湖フォークジャンボリーに
ご縁があるギターなのです。

トラベルギターですから車中で弾くのにぴったりですね。

誰かが弾き出せば歌が響き出す。ワゴン車フォークジャンボリーを
楽しむことができました。
12月29日に浜名湖フォークジャンボリー大忘年会開催も決まりました。

トラベルギターTEKTEKも持ち込まれると思います。みんなで楽しみ
ましょう。
  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 19:43Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2010年10月16日

熱中を潤すもの



今年浜名湖ジャンボリーではさまざまな試行が行われました。
そのひとつが客席横に設けたサービスブースのヤタローさんと
掛川東山茶業組合のみなさんでした。

浜名湖フォークジャンボリーに訪れる人は地元の方ばかりでは
ありません、静岡県を目指し遠く旅して「すてきな一日」を送
る多くのみなさんがいらっしゃいます。

そこで浜松の名物と静岡県のお茶をご紹介すること、これも
試行の一つとして実施できました。

今年の9月は心配するほどの暑い日が続き、朝から働いていた
スタッフが軽い熱中症になるなど暑すぎる心配事が起こりました。

そこで活躍いただいたのが東山茶業組合のみなさんの冷茶の
サービスでした。

当初このサービスは目立ちませんでしたが、気づいたMCが無料
のサービスです、喉を潤してくださいね、と案内暑くも熱くも
ある会場から多くのみなさまにご利用いただきました。

お茶サービスのみなさんに聞けば、二杯お持ちになるお客さま
が多かったそうです。
これはもちろん、二人でご一緒に来場されているからなのでし
ょう。

お茶で喉潤し、またステージと一緒に歌う。
暑かった今年の9月、さて来年はどんな天気になるでしょう。
冷たく喉を潤すお茶のサービスも試行を経て検討をしてまいり
ます。

※写真:中村カメラマン  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 08:31Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2010年10月11日

舞華舞歌



浜名湖フォークジャンボリー初日夜、昨年試行し今年開催となりま
したフォークソング大交流会を開きました。

初日で顔を合わせて一日一緒に過ごした仲間、2日目に出演するた
めにこの交流会から参加した仲間が集います。

会場の開春楼の大広間に集まったのは100余人、そしてその奥には
「舞華舞歌」の文字、まさに浜名湖フォークジャンボリーのフォ
ークソング大交流会を表しています。

手前にギターが一本、ステージには簡単なマイクセット、飲み放題
の酒がまわることには、もう決まっていますね。

そんなことが浜名湖フォークジャンボリー初日の夜に起きました。

※写真:小池実行委員兼カメラマン  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 21:00Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2010年10月10日

ZOOM ZOOM彦坂カメラマン登場!



今年のオフィシャルカメラマンは6名、小池実行委員兼カメラマ
ン率いる記録と記憶担当の活躍が今年の浜名湖フォークジャン
ボリー終了後も、このブログを生かし、活かし続けています。

カメラマン中最も長いズームレンズを持ち込み記録をしてくれ
たのが彦坂カメラマンです。

ステージから離れていても500mmズームレンズは「表情」を捉
えることができる。
大きなレンズを支える三脚を開き、狙っていた彦坂カメラマン
の華奢な体を覚えていらっしゃる方は多いでしょう。

狙いは確か、今年の記録に出演者のみなさんの笑顔の瞬間を残
していただきました。



今後紹介する写真の中に思いもよらない角度の写真がありまし
たらそれは彼女の写真です。

クラップ!クラップ!手拍子が静かにはじまりそれが波のよう
にすり鉢の客席に満ちていったあの瞬間がそこには残されてい
ます。

62組の出演者を紹介終えたこのオフィシャルブログはまだ終わ
れない。

なぜならばその瞬間を捉えていただいたあまりに多くの記録を
お伝えしなければ、今年を語り終えることができません。

そこでバンドを捉えた写真で綴ってきましたこの記録ブログを
今度は撮影された1名撮影の写真に繋いでいきます。
さて6名のオフィシャルカメラマンは誰を狙っていたか。
その伝えたかった瞬間は何であったかにご期待ください。

その感動語りにまた1名のオフィシャルカメラマンの写真が合
流してくれました。

ありがとうございます。

写真:彦坂カメラマン  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 10:30Comments(2)フォークジャンボリーを語る

2010年10月10日

1秒でも長くし隊



おはようございます。浜名湖フォークジャンボリーはまだ終わら
ない、記録を担当していただいたオフィシャルカメラマンの写真
はそれぞれにストーリーを残しているのです。

ステージ袖に集まるのは音響セッティング班のみなさんです。
その心を表せば「1秒でも持ち時間を長くし隊」とも「1秒でも
セット時間を短くし隊」のみなさんです。



ソロで10分、グループでは20分などそれぞれの出演者に割り当て
られた時間はセッティング時間を含んでいます。
つまりセット時間が長くなれば持ち時間が減ってしまう。
1秒でもセットを短く、ステージを長くしようと工夫して飛び出
してゆくのがセッティング班の仲間たちです。

セットの進行を会場中央のPAとつなぎ、全てを完了すれば袖に
走りこんでゆくのです。



62組のセットで時間との戦いを終えたセッティング班をグランド
ファイナルでも最後列で見つけました。

2日間62組を世話したヒーローたちの姿でした。
初日のみとお願いしていたのに2日目もお手伝いしましょうと
いう若者きスタッフが出たとうれしいエピソードを聞きました。

裏に徹するからこそその力と心の大きさを知る。
浜名湖フォークジャンボリーは多くの支える力が集まっています。

※写真:小池実行委員兼カメラマン  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 08:30Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2010年10月08日

前のめりな友達の列



浜名湖フォークジャンボリーの朝は早朝7時からはじまります。
遠方から出演する人も代表で1名はこの時間に入り、みんなで会
場をつくりあげます。

それは来場するみなさんに気持ちよくジャンボリーを過ごしてい
ただくため、仲間たちと作り上げたステージで自分たちが歌うた
め、そして仲間のために働くのです。

「集まってくださーい」、事務局長がマイクで朝礼を告げます。
8時過ぎには全員が集まって一日をすてきに過ごすための案内を
聞きます。

みんなで記念写真を撮りますよー カメラマンが客席高い位置か
ら集合をかけます。フォークジャンボリーに参加する出演者もス
タッフも一同に集まり記念写真を撮ります。



「元気がないぞ、みんなでエイエイオー!」なんてカメラマンが
言えばみんなワッと笑って一体となるのです。

どの顔も今からはじまる一日に期待しています。今からはじまる
自分たちで作ったステージで起こることに期待しています。
そしてまだガランとした客席を埋まる夢を見るのです。

どの顔もさっきまで名前も知りません、知っていたとしてもネッ
ト上でのつきあい程度、集合写真を撮ればもう一日一緒に過ごす
仲間の出来上がりです。

さあさあと前のめりに記念写真の列を押す仲間たちの中に自分が
いる喜びに手を振り上げているのです。

浜名湖フォークジャンボリーはこうして前のめりになった朝を迎
えています。
そして一人二人と丘を越えて来場する会場の仲間がやってくる。

そして仲間が「プログラムをどうぞ」と大きな声で迎える声を聞
くのです。  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 08:30Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2010年10月07日

朝のフォークウェイ



「おはよう」「おはようございます」

早朝の浜名湖ガーデンパーク野外ステージに次々と到着する出演
者の声が響きます。

出演者とスタッフはガーデンパークのスタッフ用の駐車場に車を
停め(終了時が閉園時間をまわるため)みな歩いてステージを目
指します。

開園前の誰もいないガーデンパークの道をひとり占めして歩くう
ちに「おはよう」と誰かが追いついてくる。

初めて会ってもお互いにギターを抱えていれば今日出演する仲間
なのだとわかるのです。



誰もいない園路を一人で歩くうち二人三人と集まってくる仲間た
ち、ギターを持つだけで友達ができたあの頃の学校へ続く道を思
い出して歩くのです。

フォークソングが好きになったあの頃、まだ今も歌い続けている
ことで今年も新しい仲間ができるのです。

誰かが言いました。プログラムに掲載された予定曲を読むだけで
もう友達になれるように気がするんです。

一緒にやろう、一緒に打ち上げをやろう、帰りにどこかに寄って
話そうよ。

朝には知らなかった同士が帰りには誘いあいながら帰る道。

浜名湖にはこんなことが起きているのです。

※写真:小池実行委員兼カメラマン  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 08:30Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2010年10月06日

腕ふりあげる時



ステージの上でも下でも腕ふりあげて共感を表す時があります。
普段の生活では多くの人に向かって感動を表すことはなかなか
ありませんが、音楽では違う。

歌う者も聴く者も容易にその手をふりあげて共感できるのです。

それは歌の歌詞に含まれたメッセージがあります。その歌詞に
賛同した心であります。その歌を選んだ人への賞賛であり、そ
の歌声に唱和した自分たちの心でもあるのです。

今年の浜名湖フォークジャンボリーのステージ前には共感の表
現として多くの仲間たちが出て歌いました。
その歌を歌えば多くの人の心を奮わせ、立ち上がって躍り上が
ることを知ることができました。

この歌を知っているかい、あの時の僕らの歌だよとステージで
共感を求める腕が振り上げられます。



そうだ!そのとおりだと歌いながらアピールの腕があがります。

会場のどこからか湧き出した小さな手拍子が波のように扇型の
客席に座る私たちに伝播して浜名湖の波のように会場を揺らし
てゆくのです。

自らの歌に振り付けをつけて歌うグループがいました、歌の
間奏に「浜名湖フォークジャンボリーありがとう!」と感動の
心表すグループもいました。

そして私たちはシャンシャンと手が痛くなるほど手拍子で応え
ていたのです。

歌は今も心ひとつにし、奮わす手段の一つです。会場がひとつ
となる奇跡を今年もたくさん経験することができました。
その作り出した波は確かに来年に続いてゆくと確信することが
できました。

※写真:中村カメラマン  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 21:00Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2010年10月06日

小池カメラマンレポートす



浜名湖フォークジャンボリーの記憶と記録を残していただいてい
るのはオフィシャルカメラマンのみなさんです。

ジャンボリーに起こった一部始終の記録を一部でも紹介しようと
このブログは更新しています。(カメラマンのみなさんありがと
うございます)

お待たせいたしました!浜名湖フォークジャンボリーを初期から
追う記録の目、小池実行委員兼カメラマンの写真が到着しました。
(小池さん受け取りました)

初日2日目とも記録されている中に、唯一初日夜に開催しました
「フォークソング大交流会」の写真は小池さんのみ、昨年の試行
に続いて今年100名以上の参加をいただいた交流会の大成功の様子
もレポートいただいています。



全国から地元からフォークソングのご縁で集まったこの大交流会
の大乾杯が終われば、飲めば飲むほど楽器が集まってくる。

こんなWベースを見るのも交流会あってのことでした。
グループごとでなく、ステージでは次から次へセッションが始ま
るのも、フォークという共有経験を持った仲間たちだからでしょ
う。

もう一つの浜名湖フォークジャンボリーの夜の様子はまた小池
カメラマンの記録からご紹介いたします。

※写真:小池実行委員兼カメラマン
※放課後倶楽部:http://bunkasaikibun.hamazo.tv/  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 19:01Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2010年10月06日

花ころばぬように



浜名湖フォークジャンボリーのステージには浜松名産の花、ガ
ーベラが咲いています。
毎年浜名湖フォークジャンボリーのためにと丹精して育てた花
をPCガーベラのみなさんが届けてくれる花たちです。

この花を飾るガラスの花瓶もお借りし、当日ステージにずらり
と花を咲かせています。

早朝の準備ではこの花瓶が浜名湖に吹く風と盛り上がりの中で
倒れぬようにと出演者のみなさんが協力しあってテープでとめ
るのも朝の仕事のひとつです。

花咲くところに集う心はおだやかにやさしくなります。
花瓶を抱える人は花贈る人を思い、大切に扱います。そしてそ
のずらり並ぶ花瓶は私たちの手で倒れぬようにと手当てするの
です。

ガーベラの花たちは出演するみなさんの一番の応援者としてス
テージの特等席で咲いています。
歌つづく限りきれいに咲こうと水を吸っています。

そして夕方に朝にとみんなで新鮮な水を与えるのです。

もし浜名湖フォークジャンボリーにこのガーベラたちが参加して
いなかったらどんなイベントになっていたでしょう。
ガーベラが咲く向こうに歌う仲間がいなかったらどうなってい
たでしょう。
そして出演者は足元に咲くガーベラの励ましがなかったら今の
ように歌えたでしょうか。

今年も大勢のガーベラが浜名湖にやってきて咲きました。
今年も大勢の仲間たちがやってきて千席で手拍子の花を咲かせ
ました。

歌う62組はどの組もガーベラと一緒にステージにあがりました。

来年もまたきっとガーベラが浜名湖に咲くでしょう。
これが浜松の浜名湖の花だよとアピールしてくれるでしょう。

※和音カメラマン  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 08:30Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2010年10月05日

夫婦二人でジャンボリー



浜名湖フォークジャンボリーの会場浜名湖ガーデンパークの
客席は扇型のすり鉢に千席もの席があります。

ここ三年、応援いただける方、楽しみにお待ちの方、公園の
散策から来場いただける方でほぼ終日満席にしていただいて
います。ありがとうございます。

浜名湖フォークジャンボリーは単に懐かしいフォークソング
を聴く場とではなく、会場全員が参加者となり拍手で手拍子
で一緒に歌ってのイベントになっています。

そこに多くいらっしゃるのがご夫婦での参加者です。

私たちの青春期に聴いた歌は二人の出会う前の歌でしょうか
出会った後一緒に聴いた歌でしょうか、浜名湖フォークジャ
ンボリーには共通の時代を生きてきた思い出があるのです。

若いご夫婦には新鮮な歌に聞こえるでしょう。私たちの時代
の夫婦にはどの歌にもそれぞれのエピソードがあるでしょう。
そして一緒に聴いた歌には二人の思い出があるでしょう。

日本のどこにいても同じ歌がラジオから流れていた時代、借
りてきた大切なレコードに針を落として聴いた時代に、私た
ちはその歌に共感し歌い、それを共に聴く人と友達になり、
一緒に歌うだけで友達を増やしていたのです。

その歌は私たちによって歌い継がれています。その歌と再会
しまた歌いはじめるきっかけのひとつが浜名湖フォークジャ
ンボリーであればよいと思います。

一年にたった2日のジャンボリーに今年は全国から62組の仲間
が集まりました。会場には延べ1万人以上の仲間たちが集まり
ました。

そこに起こったこと、会場にキラキラと輝いたものを綴り、
その輝きを来年に続けたいと思います。

ご夫婦で、あの頃の仲間たちと会場に集まれば、フォークソ
ングという共通の思い出が暖めてくれる。
私たちの時代はまだこうして続いていることを確かめ、誇る
ことができるのです。

来年もきっとご夫婦で、友達たちと一緒に来てください。
会場に集まるみんなが、一緒の歌に思い出を持つ仲間である
ことがわかるのです。

※写真:なみこぞうさん  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 21:00Comments(0)フォークジャンボリーを語る

2010年10月05日

私たちのプログラムをどうぞ



浜名湖フォークジャンボリー実行委員会は毎年会場配布のプログラム
を編集発行し無料で配布をしています。

このプログラムは全出演者の写真、紹介文、代表曲に出演時間、地域
などの掲載のほか、MC担当者オフィシャルカメラマン(今年は6人で
したが編集時決定の2人のみ)の紹介、ご協賛をいただいた企業の広告
、個人のみなさまのご紹介を掲載しています。

出演者の決定する6月から着手し、2ヶ月もの時間をかけて編集するこ
のプログラムは実行委員事務局の苦心の作として8月にできあがります。

またリーフレット版をつくりこれには出演者の紹介と演奏時間などを
確認いただけるように配布をしています。

作成には出演者のみなさんからの写真・原稿などのご協力のほか、並
行して出演順なども検討しながらご協賛企業をまわり広告原稿をいた
だきにもまわりますから夏の間、事務局は忙殺されています。

それでもこの手作りのプログラム(今年は24ページ)ができあがり、
出演者のみなさんのご協力もあり会場に配布されれば、その苦労も実
るのです。

「僕たちの載ったプログラムです」と渡すのはうれしいことです。

会場のみなさんが手にするプログラムは合計して1万冊以上、フォー
クジャンボリー会場に前日に運べば、ずっしりと車が沈む、うんうん
と重い箱を運んだプログラムは2日間で予定した全てを受け取ってい
ただいています。

毎年話題となる表紙の写真、さて来年はどなたが、またどんなデザイ
ンとなるでしょう。

「記憶と記録に残るイベントにしよう」私たちはきっとお持ち帰りに
なったみなさまが今年の記念にとっておいていただけることと思って
います。

写真は出演者のGoveの二人のプログラム配布
写真:中村カメラマン  


Posted by 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会 at 08:30Comments(0)フォークジャンボリーを語る